エラスチン

コラーゲンと共に真皮層を支える成分エラスチンとは?

エラスチン

コラーゲンは肌の弾力やハリを支える成分として有名ですが、エラスチンもコラーゲンやヒアルロン酸と共に真皮層を支える成分です。
特にエラスチンは肌の伸縮性に関わる成分ですので、減少することで、肌のシワやたるみの原因にも繋がります。

 

エラスチンの特徴

エラスチン

エラスチンは弾性線維と呼ばれるタンパク質です。

真皮層では約2〜5%を占め、他にも靭帯、動脈、肺などにも存在しています。靭帯では80%ほど、動脈では約50%を占めており、これらののしなやかさや柔軟性を支える成分でもあります。

 

エラスチンの大きな特徴はゴムのように伸縮する点で、この働きによって肌の柔軟性が保たれています。

 

真皮層でのエラスチンの働き・コラーゲンとの関係性

エラスチン

真皮層でのエラスチンの働きは主にコラーゲンとコラーゲンを結び付ける役割を担っています。

これによってコラーゲン同士が強く結び付き、肌を支えているわけです。エラスチンはコラーゲン同士の隙まで伸縮性を活かして肌のハリ、弾力を保ちます。
そのため、エラスチンが減少することで、肌の弾力が失われ、シワやたるみの原因となります。

 

真皮層はコラーゲン同士をエラスチンが結び、その隙間をヒアルロン酸が埋める形で保たれています。
これらが整うことで、弾力性・伸縮性と水分を蓄える機能を果たすわけです。

 

タンパク質分解酵素(エスタラーゼ)によって分解されますが、活性酸素の影響によってタンパク質分解酵素量が増えることで量が減少すると言われています。

 

エラスチンとコラーゲンは共に繊維状タンパク質と呼ばれる長い繊維状の構造を持ったタンパク質で、貯蔵用のタンパク質とも言われています。

 

その他のエラスチンの効果

エラスチンは血管の健康にも関わっていて、動脈硬化を防ぐのにも重要な役割を果たしています。
また、靭帯の伸縮性にも重要な役割を果たしていますので、エラスチンが減少、劣化すると靭帯のしなやかさが失われ、運動などをした時に断裂の危険性が出てきます。

エラスチンの構成成分

エラスチンは800以上のアミノ酸が連なり構成されていて、ロイシン・アラニン・グリシン・プロリン・バリンといったアミノ酸が約80%以上を占めています。

 

化粧品に含まれるエラスチン

化粧品にもエラスチンが配合されており、保湿成分としての働きがあり、原料には豚や牛、魚から摂れるエラスチンが使用されています。
コラーゲンやヒアルロン酸のように水分を保持する働きが期待でき、角質層の水分を保つのに役立ちます。ちなみにセラミドは水分を挟み込む働きで保つのが特徴です。

 

乾燥肌対策やエイジングケア化粧品に配合されることが多いですね。

 

食材に含まれるエラスチン

コラーゲン食材としても知られる手羽先や牛筋、軟骨、モツや魚の骨部分や皮などに存在しています。
ただしコラーゲンと同様に食材から摂れるエラスチンは分子が大きいため、分解・吸収効率が低いこと、そしてアミノ酸にまで分解された後の再合成ではエラスチンとして使用されるとは限らないという点があります。そのため、経口摂取の場合はサプリメントやドリンクでコラーゲン同様にエラスチンをペプチド化したエラスチンペプチドサプリがおすすめされることが多いです。

 

エラスチンを増やす・保つには?

エラスチン

お肌だけでなく、体の重要な場所で働くエラスチンは赤ちゃんの時は少なく、20代後半でピークを迎えます。

そしてエラスチンを生み出すのは真皮層に存在する線維芽細胞です。

 

真皮層での線維芽細胞はエラスチンだけでなく、コラーゲンやヒアルロン酸を生み出す細胞です。
そのため、線維芽細胞を保つ、活性化させることがエラスチンを増やす、保つ鍵となります。

 

線維芽細胞は紫外線によるダメージなどによって機能が低下し、コラーゲンやエラスチンの生成力が衰えます。
これは紫外線を浴びることで発生する活性酸素がエラスチンを分解するタンパク質分解酵素の量を増やしてしまい、新陳代謝で生まれるエラスチンの量に対して分解される量が増え、線維芽細胞の産生が追いつかなくなることも減少の原因となります。

 

線維芽細胞は日々の生活習慣によって発生する活性酸素の影響が大きく、これによって起きる身体の酸化による老化が劣化を招きます。
活性酸素は紫外線、ストレス、喫煙や飲酒といった原因だけでなく、普通に呼吸をするだけでも発生します。

 

身体は本来この活性酸素に対して抗酸化力を備えていますが発生する量が多くなることで、処理しきれない状態が続き、酸化が起き、体が錆びるように老化してしまいます。

 

そのため、生活習慣の見直しに加えて、抗酸化物質(ポリフェノールなど)を身体に取り入れ抗酸化作用で身体を酸化から守る必要があります。

 

まとめ

エラスチン

エラスチンはコラーゲンと同様に肌では若々しいハリや弾力を支えるのに欠かせない成分です。

そしてそんなエラスチンを保つには線維芽細胞の活性化をサポートして、新陳代謝をスムーズにすることが大切です。

 

栄養バランスに配慮した食生活と、生活習慣の改善といった耳が痛い話ですが、エイジングケアを意識されている方にとっては避けて通れないポイントですので、いつまでも若々しくいるためにも意識することが基本となります。

 

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